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COVERS遺影制作へ

2017年6月19日(月)
遺影制作店種類

え~、今回はいろんな遺影店のお話をしてみようかと思います。

お客様(ご依頼者)は何を見てご依頼されるのかをスタッフと考えた事があって、

その流れで他の遺影制作している所を自分たちを棚の上に上げ、

偉そうに、意見を述べていました。

やはりネットに載っているお店と、昔から葬儀社とお付き合いしているプリント屋さんや

プリント屋さんと兼業している修正屋さん等、業務形態は様々です。

では、お客様は何を基本に選ぶべきか。

(葬儀社、遺影写真制作店、プリント店、フォトスタジオ、素材を購入個人製作)

まず、お客様の状況を考えて見ます。


1、 遺影写真は急ぎでしょうか?

余裕が無い・・・葬儀社様、遺影専門店、近くのプリント店など。

余裕が有る・・・生前遺影を撮影写真館・フォトスタジオ、個人製作。
        
        ・・・法事や作り直し、遺影専門店、プリント店、個人製作。



2、 お写真は有りますか?

遺影写真に出来る画質のものがない・・・有るものを使用して絵で製作

写真自体が無い・・・故人の持ち物や、思い入れの有るものを展示

有る・・・遺影写真を制作


等々、状況によって選べる店が決まってきます。

では、各店のメリットデメリットを勘案していきましょう。

上記でも大まかに分けましたが、各項目には多種多様の特色があります。

葬儀社様

 葬儀社様は大きく分けると外注と内部での制作に別れます。

外注・・・・遺影写真を専門にしている所や近くの写真店などに発注します。

  メリット・・・・写真の選び方から出来上がりまで時間を考慮したポイントを抑えた遺影を制作致します
  
  デメリット・・高額、遺影専門店の2~3倍位高いです、伝言で製作者に伝える為

          写真が酷い事も。理由をつけて手直しをあまりして貰えない。
      
内部・・・・大きい所は専門部署があったり何名かで専門に作っています。

  メリット・・・・外注とメリットは同じで尚且つ手直しの対応出来るかもしれません

          何よりも製作者と直接話が出来ますから間違いは起きません。

  デメリット・・高額、専門的技術とパソコンと最新ソフトかがポイントになるでしょう。


次に遺影写真制作店、いわゆる専門店

 こちらも幾つかのタイプに分けられると思います。

 遺影写真のみ、プリント店と兼業、画像全般修正加工の一部、

 遺影写真のみでもピンからキリまでかなりの幅があります。

 例えば、画像修正加工のソフトが使えるから始めてみましたとか、

 簡単に作れると思っているみたいです。

 かなり極端な話ですがスマホのアプリでも作ろうと思えば作れます。

 作ったものがご依頼者の納得のいくものかどうか。

 ”急ぎだから仕方ない” ”安かったからしょうがない”など

 悲しんでいる方に悲しい諦めを強いるお店が多いです

 背景の合成、服の合成、切り取りの処理、髪の毛の処理、引き伸ばしの修正、ボケ、傷、埃

 トーン、カラー、陰影、光の方向、最低限これだけは弄って欲しいです。

 欲を言えば、まだ触って欲しい所や順番などもありますがここまでやると時間が掛かります

 時給換算で考えると割に合わなくなります。

 だからと言って切って張って色合わせで絶対終わらないで欲しい。

 遺影写真を飾る方もいるのだから、毎日手を合わせる方や肌身離さない人も中にはいます。

 技術やハードソフトを揃え、練習を沢山沢山こなしてから職業にして欲しいです。

 それでも問題が幾つか出るでしょう直接お客様と対峙して数をこなして分かる事だったり

 最新のハードとソフトをいつでも探してお客様のご依頼に応えられるよう腕を磨くしか方法は無いですよね。

 話が反れまくってしまいましたが、専門店の判断基準ですが、幾つか上げていきます。

 絶対ではないですが判断の一助にはなるかと思います。

 服の合成で首の部分は本人の首か?違うなら首の陰影や皺は?首だけ20代?

 店によっては変えるのは顔面だけで貼り付けます、画質もあわせませんし色もトーンもそのまま

 違和感だけの遺影写真の出来上がり、その写真に毎日手を合わせて拝む。う~ん・・・

 そして、ハード面ではまさかのオンリーマウス!マウスだけで作ってしまうと言うツワモノがいるそうです。

 信じられませんでした、パソコンのCPU,メモリ、ビデオカードはそれなりのが欲しいものです。

 最後にソフト面です、これも信じられませんがフリーソフトを使っている方が・・・

 私共でさえも専用ソフトを大まかに数えて7つ細かいのを合わせると14くらいになります

 それでも新しいのが日々増えます、その位無いと様々なご依頼に対応できませんし良い物になりません。

 ちょっと長くなりましたので続きは次回に!読んで頂き有難うございます。