2017年6月8日(木) |
二度目の投稿、遺影写真制作について |
いきなりですが、遺影写真のご依頼を受けて結構困る事が幾つかあります。 一番はやはり画質の問題です。 普通に撮った写真は、大体お顔が大きくて親指くらい(500円玉より小さい位)で小さいものだと小指の先ほども無いです。 それを四つ切サイズ(254×305)まで引き伸ばして欲しいと、 そりゃあカクカクになって輪郭はボケボケです。目なんかは見れたものではないです。 でもお客様はお手元のL判写真のお顔が普通に見えているからそのまま引き伸ばせると考えている方が多いです。 さすがに最低限の修正(本当なら有料)をかけて制作しますが納得してはもらえません。 最初にも説明させて頂いているのですが、料金の上乗せで儲けようとしていないか遠回しに色々言われますが、 例えばカクカクの修正は場合によってはペンタブレット(電子ペン?で画面に書き込む)で書き足したり消したり、 ぼやけに関しては輪郭の抽出や画像の重ね色味の強調などをバランスとりながら元の色から大分変わった画像を 色調整して元の画像に近づけてぼやけをハッキリさせます。 それだけでも結構な時間が掛かっちゃいます。やり方が悪いと言われればそれまでですが・・・(泣) ですので、作る人にもよって遺影写真のお顔は違って見える事があります。 うちでも同じ画像の出来上がりはスタッフによって変わります(特に明るさ)。 そして、お客様の感性とと近い時は良いのですが、差がありすぎますと問題が発生いたします。 うちでは、最初の担当が最後まで責任もって制作致しますのでできうる限りを行います。 元写真より良いものが出来る時も有ればご納得頂けない時もまれにあります。 お客様にお時間に余裕があれば良いのですがそうでないときが殆んどです。 なんか言い訳みたいになってしまいました。 ですが、一言言いたいのは切って張ったような雑な仕事は絶対致しません! ですので安心してご依頼下さい、御連絡お待ちしております、COVERS。
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